rcmdnk's blog

20131109_firefox_popup_200_200

Firefox を改めて色々設定しなおしついでに確認してた所、 消してたはずの左下のポップアップがまた出てくるようになってたのでそれの対処法。 問題は設定のし直しではなくて、先月末にリリースされたFirefox 25からの変更にありました。

邪魔なポップアップ

FirefoxではFirefox 4の頃から、リンク上にカーソルを持っていった場合に そのURLや、また様々なステータス情報を左下に ポップアップで出すようになっています。

こんな感じで左下に。

特にVimperatorなんかを使ってると、 この情報は下のステータスバーに表示されますし、 そうでなくても結構邪魔くさいと思ってる人は多いはずです。

ので消そう、と言う話は沢山あって、 これまでも消してたんですが、ふとポップアップが現れてる事に気づきました。

Windowsを再インストールした端末で見てたので何か設定間違ってたり 余計なアドオンが悪さしてるのかと疑いましたが、 普段使ってるMacやら他の端末でも同じように現れてる状態。

なので、何かが変わった様子。

調べて見ると、Firefox 25からステータスバーの表示用エレメントの仕様が変更された模様。

Update: Status panel should be attached to the content area without overlapping surrounding chrome. I didn’t learn about this change until it was brought up in the comments below. If you get the status panel using getElementById("statusbar-display"), it won’t work anymore. You need to gBrowser.getStatusPanel() instead.

実際に消す時はこのIDを使って消すような物を作っていたのですが、これが削除された模様。 代わりに.statuspanel-labelというクラスが代用出来るとのこと 1

消し方

アドオンを使う

Status-4-Evear というアドオンを入れるとステータスやURL情報を ポップアップに出すか、ステータスバーに出すか、はたまたアドレスバーにだすか、 等色々選べます。

簡単に変更するにはこれが一番簡単です。

ただ、Vimperatorとは相性が悪いのか、これを入れると右下に現れる URLが上手く表示されなくなったのでこれは入れない。

userChrome.cssを編集

userChrome.cssというファイルをFirefoxのプロファイルに置くことで 直接Firefoxの見た目を変えることが出来ます。

ファイルは、Windows 7とかだと

 C:\Users\user\AppData\Roming\Mozilla\Profiles\xxxxxxxx.default\chrome\userChrome.css

Macだと

/Users/user/Library/Application\ Support/Firefox/Profiles/xxxxxxxx.default/chrome/userChrome.css

にあります。共にuserは自分のユーザー名、xxxxxxxx.default はランダムな数字と文字からなるディレクトリです。

Windowsの場合はAppDataフォルダを表示させるにはフォルダオプションから 隠しファイル、隠しフォルダー、及び隠しドライブを表示する(Windows 7)または 全てのファイルとフォルダを表示する(Vista)にチェックを入れます。

Macの場合は、Libraryを表示するために、MavericksならFinderのメニューから 表示 表示オプションを表示 で開いた窓で、下の方にある"ライブラリフォルダ"を表示にチェック。 Mountain Lion以前だとメニューの移動を 押しながらクリックしてリストに表示させるか、 Finderに常時表示したい場合は ターミナルから

$ chflags nohidden ~/Libarry

とします。 ターミナルからならLibaryディレクトリも見れるので、Homeから

$ open Library

としても開けます。

もし、複数の*defaultディレクトリがあったら(意図せずに作ってる場合。。。)、 Profilesディレクトリにprofiles.iniというファイルがあるので

[General]
StartWithLastProfile=0

[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=Profiles/xxxxxxxx.default

[Profile1]
Name=another_profile
IsRelative=1
Path=Profiles/another_profile

みたいな風になってれば、0xxxxxxxxの方が最後に使ってるものであることが分かります。

プロファイルフォルダには、最近のFirefoxでは初期状態ではchromeディレクトリは無いので 無ければ作って、そこにuserChrome.cssというファイルを作って編集します。

そこに、次の一行を加えます。

.statuspanel-label {display: none;}

これでFirefoxを再起動させればポップアップが消えてるはずです。

Firefox 24まではこれが

#statusbar-display {display: none;}

だったわけです。IDが取り払われてクラス名だけになった(か入れ替わった?かした)みたいです。

.vimperatorrc

Vimperatorを使ってると直接Profileフォルダをいじらなくても簡単に変更出来ます。

~/.vimperatorrc(~/_vimpeartorrc)へ、

style chrome://* .statuspanel-label {display: none;}

を追加するだけです。 style chrome://*に引き続いてスタイルを書くことで、 userChrome.cssに書いたのと同じように読み込んでくれます。

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